韓国のサラブレッド雌馬における胚の早期死滅に関与する要因

韓国のサラブレッド雌馬における胚の早期死滅に関与する要因

レコードナンバー742665論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名Yang Y.J.
Cho G.J.
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 8号, p.787-792(2007-08)ISSN09167250
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抄録雌馬における胚の早期死滅の実態を明らかにするため韓国の済州島の9牧場に飼育されているサラブレッッド雌馬について2001年から2003年までの間に合計384頭を調べた。これら384頭の雌馬について合計771回の交配が行われ、排卵後15日の時点において妊娠していたものは376頭であった。しかし、排卵後45日までにそれらの12.2%(46/376)において胚の早期死滅が認められた。また、胚死滅を示した46例の3/4において胚の早期死滅は排卵後16日から同25日の間に起った。胚死滅の発生率は前繁殖シーズンに不妊(17.2%)、15歳以上(15.4%)および10産以上(18.2%)であったものがその他のグループ(9.1~16.9%)に比べて最も高かった。交配が3月(19.6%)と4月(17.2%)および分娩後の初回発情時(24.6%)に行われたものにおいてかなり高い胚死滅率がみられた。さらに、子宮に異常な貯留液や嚢胞(18.0%)がみられたものおよび多胎嚢(23.1%)のものでは健常な子宮状態(9.8%)や単胎嚢(10.5%)のものに比べてかなり高い胚死滅率であった。以上のように、雌馬の繁殖状況および胚や胎子環境などの状態は胚の早期死滅の発生に関与する大きな要因であることが判った。
索引語胚;雌;韓国;要因;交配;繁殖;子宮;実態;牧場;不妊
引用文献数38
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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