ワタアブラムシ、オンシツコナジラミに対する病原性と葉面上での生存能力に基づいたVericillium lecanii(Lecanicillium spp.)プロトプラスト融合株の選抜

ワタアブラムシ、オンシツコナジラミに対する病原性と葉面上での生存能力に基づいたVericillium lecanii(Lecanicillium spp.)プロトプラスト融合株の選抜

レコードナンバー742710論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名相内 大吾
馬場 ゆき子
稲見 圭吾
ほか5名
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ51巻・ 3号, p.205-212(2007-08)ISSN00214914
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抄録先の研究で(Aiuchi e al.、2004)昆虫寄生性糸状菌Vericillium lecaniiのうち微生物農薬として販売されているVeralecとMycoalさらに帯広分離株のB-2の3菌株間でプロトプラスト融合を実施し、その結果174菌株の融合株を得た。本研究はこれら融合株の中からワタアブラムシとオンシツコナジラミ両方に防除効果のある株や効果の持続性が高い株を選抜することを目的とした。まず、これらの融合株の内43菌株を用いワタアブラムシヘの接種試験を行ったところ、30菌株が親株であるVeralecの平均死亡率(41.9%)を上回った。次に、融合株50菌株を用いオンシツコナジラミに対する接種試験を実施し、37菌株が親株であるMycoalの平均感染率(36.2%)を上回った。最後に、融合株50菌株を用いてキュウリ葉面上での残存能力を低湿度条件下(13%RH)で評価したところ、散布2週間後17菌株が親株であるB-2のcfu値(1.5E+03cfu/cm2)を上回った。このように融合株の中には当初目的としていたような単純に親株の特性を併せ持つ株のみならず、親株を超える病原性や残存能力を持つ株が多数存在した。今回試験した3つの特性に基づいて13の融合株を選抜した。これらの融合株はいずれも各試験において高い値を示した菌株であり、微生物防除資材として高い防除効果が期待される。
索引語能力;選抜;防除;効果;ワタ;病原性;葉;プロトプラスト;研究;微生物
引用文献数32
登録日2010年04月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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