魚類の捕食回避に網生簀を利用したヒロメ早期収穫技術の開発

魚類の捕食回避に網生簀を利用したヒロメ早期収穫技術の開発

レコードナンバー750348論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名木村 創
山内 信
能登谷 正浩
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ55巻・ 3号, p.467-473(2007-09)ISSN03714217
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抄録和歌山県田辺湾における養殖ヒロメは海水温が20℃以下となったとき海面で養成を行うことにより天然に採取されるものより1ヶ月早い2月初旬に出荷できる。著者らは年内出荷を目的に20℃より高水温期に養成を試みたが、種苗が消失する現象が認められた。本試験では早期生産の可能性と生長不良の原因を明らかにすることを目的に海水温が22℃、21℃、20℃、18℃となったとき網生簀の内と外で養成を開始し、その後の生長を比較した。その結果、網生簀の内で養成を開始した種苗は消失することなく、22℃の比較的高温においても1月中旬に出荷サイズ(平均葉長35cm以上)となった。すなわち高水温であっても網生簀の内で養成することにより促成栽培が可能であることが、明らかとなった。一方網生簀の外で養成した種苗のうち、22、21℃では養成開始直後から胞子体先端にハミ跡が観察され、沖出し1ヶ月後には幼胞子体は消失した。この消失の原因はブダイとアイゴの摂餌試験結果からアイゴの捕食と推察された。
索引語魚類;捕食回避;網生簀;利用;ヒロメ早期収穫技術;開発
引用文献数18
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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