閉鎖型養液栽培におけるスギ樹皮培地の連用が培地の理化学性およびトマト収量に及ぼす影響

閉鎖型養液栽培におけるスギ樹皮培地の連用が培地の理化学性およびトマト収量に及ぼす影響

レコードナンバー751024論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名石原 良行
中山 千知
八巻 良和
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ6巻・ 1号, p.113-118(2007-01)ISSN13472658
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抄録毛管給液を併用した閉鎖型養液栽培システムにおいて、トマトを促成栽培した年数の異なるスギ樹皮培地の理化学性、培地内溶液の成分濃度、トマトの生育および収量について検討した。スギ樹皮培地の三相分布では、液相率および気相率は連用しても変化しなかったが、固相率は連用年数の増加にしたがい低下した。十分に湛水した培地を本システム上に設置した後の培地重量の変化は、連用年数が多いほど小さかった。連用年数の増加によりCECは高くなり、窒素の取り込みは少なくなった。また、培地内溶液のNO3-N濃度は連用年数が多くなるにつれ高く推移する傾向で、K、Ca、Mg濃度は3年区までに比べ5年区で高く推移した。茎径は1年区の第1、3花房で小さかった以外は連用による差はなかった。収量は2年区で高い傾向にあり、その後は連用により低下し、5年区では2年区と比べて有意に少なかった。本実験により、連用年数の違いによるスギ樹皮培地の理化学性の変化、収量などが明らかとなり、本システムにおけるスギ樹皮培地は5年連用後に交換するとよいことが示唆された。
索引語スギ樹皮培地;連用;連用年数;培地;理化学性;収量;トマト;年数;増加;低下
引用文献数19
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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