近赤外分光法によるモモ果実の渋味の評価

近赤外分光法によるモモ果実の渋味の評価

レコードナンバー751028論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名高野 和夫
妹尾 知憲
海野 孝章
ほか2名
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ6巻・ 1号, p.137-143(2007-01)ISSN13472658
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抄録モモ果実の渋味の近赤外分光法による非破壊測定の方法について検討した。モモの渋味は果肉中の全ポリフェノール濃度と相関が高く、全ポリフェノール濃度が100g当たり約110mg以上で強い渋味を感じた。そこで、モモ果実中の全ポリフェノール濃度の推定を400〜1100nmの反射スペクトルから試みたが、誤差が大きく測定不可能と考えられた。しかし、モモのポリフェノールの主要な構成成分であるカテキンとクロロゲン酸水溶液の1100〜2500nmの透過スペクトルを解析すると、1664nmと1730nm付近に相関の高い波長域が存在した。そこで、モモ果実の1100〜2500nmの反射スペクトルによる解析を行ったところ、1720nm付近に全ポリフェノール濃度と相関の高い波長域が存在し、重回帰分析による全ポリフェノール濃度の推定精度はSEP=14.7mg/100gFWと比較的高かった。これらの結果から、1100〜2500nmの反射スペクトルを測定することによって、モモ果実の渋味を非破壊的に判別できる可能性が高いと考えられた。
索引語渋味;全ポリフェノール濃度;モモ果実;相関;反射スペクトル;近赤外分光法;モモ;波長域;存在;評価
引用文献数14
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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