スクロース処理が蕾切りカーネーションの切り花品質および糖質濃度に及ぼす影響

スクロース処理が蕾切りカーネーションの切り花品質および糖質濃度に及ぼす影響

レコードナンバー751044論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名水口 聡
市村 一雄
久松 完
ほか1名
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ6巻・ 4号, p.591-596(2007-10)ISSN13472658
全文表示PDFファイル (3036KB) 
抄録さまざまな濃度のスクロース処理液が蕾切りカーネーションの蕾生育および切り花品質に及ぼす影響を調査するとともに、蕾生育中の切り花の各部位における糖質濃度の変化を解析した。処理液のスクロース濃度は開花所要日数には大きく影響しなかったが、スクロース濃度を高くすると、花径が大きくなり花色発現が促進された。カーネーション切り花中には、スクロース、グルコース、フルクトース、ピニトールおよびミオイノシトールが検出された。自然生育区では、がく、葉、茎の糖質濃度はほぼ一定に保たれていたが、花弁では開花にともないグルコースとフルクトースの濃度が顕著に増加した。スクロース0%処理ではいずれの部位でもピニトール以外の糖質が開花にともない著しく低下した。スクロース5%処理では自然生育区と比較すると低い濃度で推移したが、糖質濃度の低下は抑制され、花弁中のグルコースとフルクトース濃度の上昇が認められた。自然生育区、0%区、5%区ともにピニトール濃度はほとんど変化しなかった。以上の結果から、スクロースは蕾切りカーネーション切り花中の糖質濃度を増加させ、花の大きさを増大するとともに花色発現を促進することが明らかとなった。
索引語糖質濃度;影響;濃度;グルコース;自然生育区;蕾切りカーネーション;切り花品質;スクロース濃度;花色発現;促進
引用文献数19
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat