クワシロカイガラムシに抵抗性を有する緑茶用品種‘ゆめかおり'の育成

クワシロカイガラムシに抵抗性を有する緑茶用品種‘ゆめかおり'の育成

レコードナンバー751274論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016154NACSIS書誌IDAN00143344
著者名長友 博文
佐藤 健一郎
佐藤 邦彦
水田 隆
吉留 浩
古野 鶴吉
上野 貞一
平川 今夫
安部 二生
書誌名茶業研究報告
発行元[出版者不明]
巻号,ページ104号, p.1-14(2007-12)ISSN03666190
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抄録‘ゆめかおり’は、1986年に宮崎県総合農業試験場茶業支場において、‘さやまかおり’を種子親、‘宮崎8号’を花粉親として交配した中から選抜した品種である。1998年から2006年まで‘宮崎23号’の系統名で16場所で系適試験、2場所で特性検定試験(もち病、裂傷型凍害)が実施された。その結果、クワシロカイガラムシに‘さやまかおり’と同等以上の抵抗性を有しており、収量及び品質も優れることから普及に移し得ると判断され、2006年10月に茶農林54号として農林登録された。‘ゆめかおり’は、クワシロカイガラムシ抵抗性を育種目標として育成された日本で初めての品種であり、現在、種苗登録出願中である。‘ゆめかおり’の特性の概要は次のとおりである。1)普及が見込まれる南九州等の暖地においては、一番茶の萌芽期は、‘やぶきた’より7日程度、摘採期は4日程度早い早生品種である。2)樹姿は中間型、樹勢はやや強、株張りは‘やぶきた’よりやや大きい。3)耐病性は、炭疽病及びもち病にはやや弱、輪斑病にはやや強である。4)クワシロカイガラムシに対する抵抗性は強である。5)耐寒性は、赤枯れ、裂傷型凍害ともやや強である。6)収量は‘やぶきた’よりやや多い。7)煎茶品質は、清涼感のある香気とこくのある滋味をしている。
索引語ゆめ;強;クワシロカイガラムシ;抵抗性;品種;もち病;裂傷型凍害;収量;普及;緑茶用品種
引用文献数9
登録日2011年01月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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