黒毛和種雌牛の維持給与水準における給与飼料の種類および濃厚飼料添加が第一胃メタン産生に及ぼす影響
黒毛和種雌牛の維持給与水準における給与飼料の種類および濃厚飼料添加が第一胃メタン産生に及ぼす影響
レコードナンバー | 751282 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010231 | NACSIS書誌ID | AA11655277 |
著者名 | 篠田 満 櫛引 史郎 新宮 博行 上田 靖子 | ||
書誌名 | 東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region | ||
別誌名 | Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg. 東北農研研報 独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告 | ||
発行元 | 東北農業研究センター | ||
巻号,ページ | 108号, p.47-53(2007-12) | ISSN | 13473379 |
全文表示 | PDFファイル (3680KB) | ||
抄録 | 黒毛和種繁殖雌牛に黄熟期収穫のイネホールクロップサイレージ(イネWCS)を維持量給与した場合のメタン産生量は、摂取乾物(DM)1kg当たり33L/kgで、開花期収穫の乾草の28L/kgよりも有意に高かった。しかし、可消化有機物および可消化エネルギー当たりでは有意な差ではなかった。イネWCSの維持量給与水準において米ヌカまたは蒸煮圧片トウモロコシを原物で2kg、添加割合で30%給与することにより、摂取DM当たりのメタン産生量は低下し、その低下の程度は米ヌカの方が大きかった。第一胃液のプロピオン酸モル比はイネWCS給与は乾草給与に比べて低いが、米ヌカまたはトウモロコシを添加するとその比は高まった。プロピオン酸モル比の高い飼料の方がメタン産生量は少ない傾向にあった。本試験より、イネWCS給与において、トウモロコシもしくは米ヌカの添加はメタン産生量の減少に有効であることが認められた。 | ||
索引語 | メタン産生量;米ヌカ;イネWCS;プロピオン酸モル比;イネWCS給与;トウモロコシ;黒毛和種雌牛;維持給与水準;給与飼料;種類 | ||
引用文献数 | 23 | 登録日 | 2010年07月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |