ガレガ(Galega orientalis Lam.)のチモシー(Phleum pratense L.)との混播適性
ガレガ(Galega orientalis Lam.)のチモシー(Phleum pratense L.)との混播適性
レコードナンバー | 751429 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014871 | NACSIS書誌ID | AN00194108 |
著者名 | 岩渕 慶 我有 満 堀川 洋 | ||
書誌名 | 日本草地学会誌 | ||
別誌名 | 日本草地学会誌 Japanese journal of grassland science Glassland science Journal of Japanese Society of Grassland Sciences Journal of Japanese Society of Grassland Science | ||
発行元 | 日本草地学会 | ||
巻号,ページ | 53巻・ 3号, p.221-226(2007-10) | ISSN | 04475933 |
全文表示 | PDFファイル (3217KB) | ||
抄録 | ガレガ(Galega orientalis Lam.)のチモシー(Phleum pratense L.)との混播適性について、チモシー早生品種および中生品種との混播条件における草地造成後6年間の収量性およびマメ科率を用いて評価した。ガレガは播種当年の生育量が少なく過度にマメ科率が高くならなかったため、混播草地におけるチモシーの定着は良好であった。ガレガのマメ科率は播種後6年目においても30%に近い値で推移した。その結果、ガレガはチモシー主体草地を長期間維持でき、収量もアルファルファやアカクローバ混播草地より多収を示した。ガレカとチモシー品種との混播適性は、アルファルファやアカクローバとチモシーとのそれよりも優れると考えられた。ガレガのチモシーに対する競合力は、マメ科率やマメ科収量比によって評価すると、チモシー中生品種に対する方が早生品種よりもやや強かった。以上の結果から、チモシーとガレガの混播は、草地の造成初期から維持段階を通じて、両草種の生育特性を相互に活用できる好適な組合せであると考えられた。 | ||
索引語 | ガレガ;チモシー;マメ科率;混播適性;Galega;orienalis;Phleum praense;L;評価;アルファルファ | ||
引用文献数 | 27 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |