既存添加物エステル系ガムベースの成分分析
既存添加物エステル系ガムベースの成分分析
レコードナンバー | 751459 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 多田 敦子 増田 愛乃 杉本 直樹 ほか3名 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 48巻・ 6号, p.179-185(2007-12) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (3474KB) | ||
抄録 | 天然由来のエステル系ガムベース10品目(ウルシロウ、カルナウバロウ、カンデリラロウ、コメヌカロウ、シェラックロウ、ホホバロウ、ミツロウ、モクロウ、モンタンロウおよびラノリン)の成分分析を行い、含有成分組成の差異を比較検討した。TLC分析の結果、含有脂質成分組成の概要が把握でき、いくつかの品目では、その特徴的なTLCパターンにより、他品目との区別が可能であった。しかし、TLCパターンの類似した品目間では相互の区別ができなかったため、さらに、GC/MSにより構成脂肪酸およびアルコールを分析した。その結果、構成脂肪酸およびアルコールの種類やピーク強度比が品目ごとに特徴的であり、TLCパターンが似ている品目同士も、脂肪酸組成分析とアルコール組成分析を組み合わせることで、相互に区別できることが示唆された。今回得られた結果は、エステル系ガムベース製品の種類の推定・判別を行う上で有用な情報であると考えられる。 | ||
索引語 | LCパターン;区別;成分分析;結果;相互;構成脂肪酸;アルコール;種類;既存添加物エステル系ガムベース;天然由来 | ||
引用文献数 | 31 | 登録日 | 2011年01月13日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |