利根川下流域における下りウナギAnguilla japonicaの出現状況

利根川下流域における下りウナギAnguilla japonicaの出現状況

レコードナンバー751567論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024152NACSIS書誌IDAA1215225X
著者名梶山 誠
書誌名千葉県水産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Fisheries Research Center
別誌名千葉水総研報
発行元千葉県水産総合研究センター
巻号,ページ3号, p.7-14(2008-03)ISSN18810594
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抄録1)2002年から2006年までの漁獲状況と、2003、2004年の操業実態から、利根川下流域における下りウナギの出現状況について検討した。2)ウナギ鎌漁の操業は、9月中旬以降に行われ、10月中・下旬に漁獲量のピークが出現することが多く、12月中旬に終了した。3)2001年から2006年の6年間における漁業者5名による下りウナギ漁獲量は225〜471kgであった。4)2003、2004年とも、漁期初めは上流側での漁獲が多く、後半になるに従い下流側での漁獲が増加したが、2003年は11月下旬までA区域で漁獲があったのに比べ、2004年は11月上旬以降C区域ですべての漁獲があった。5)ウナギ鎌漁の操業は水深2.5m〜6.5mで行われており、特に4〜6mでの漁獲が多かった。6)9月以降に利根川下流域に出現する下りウナギは、降河してきて小見川大橋から下流で塩分を感知すると一時的に滞留し浸透圧調整を行っているものと考えられ、その間に銀化が進むとともにGSIの増加が起こるものと考えられた。7)利根川では、2003年は9月下旬に、2004年は9月上旬に流量増加と水温低下が見られることから、夏場の高水温期が経過した後の増水と水温低下が、下りウナギの出現のきっかけになるものと考えられた。8)下りウナギの出現場所は、増水の影響などにより変化し、塩分がある水域の形成状況に左右されるものと考えられた。
索引語漁獲;2004年;下りウナギ;利根川下流域;出現状況;2006年;ウナギ鎌漁;操業;出現;2003年
引用文献数3
登録日2011年02月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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