NOAA/AVHRRとフラックス観測値に基づくアラスカ地域のクロトウヒ林の炭素フラックス推定
NOAA/AVHRRとフラックス観測値に基づくアラスカ地域のクロトウヒ林の炭素フラックス推定
レコードナンバー | 751620 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00015066 | NACSIS書誌ID | AN00200732 |
著者名 | 北本 知之 植山 雅仁 原薗 芳信 ほか2名 | ||
書誌名 | 農業氣象 | ||
別誌名 | J. Agric. Meteorol Journal of agricultural meteorology 農業気象 Journal of the agricultural meteorology | ||
発行元 | 養賢堂 | ||
巻号,ページ | 63巻・ 4号, p.171-183(2007-12) | ISSN | 00218588 |
全文表示 | PDFファイル (6206KB) | ||
抄録 | 内陸アラスカのクロトウヒ林の炭素フラックスの地域分布を明らかにするために、NOAA/AVHRR衛星のオリジナルデータと2005年の地上観測データを組み合わせた簡易な経験モデルを作成した。衛星データから導かれる正規化植生指数(NDVI)と地表面温度(LST)を、地上で観測された葉面積指数(LAI)やCO2フラックスと経験モデルCBATを介して関連づけた。観測されたフラックスを広域評価に結びつけるために、総一次生産量(GPP)と生態系呼吸量(Reco)をそれぞれNDVIとLSTから計算した。これらのパラメータや関連式は2005年の観測結果から導かれた。モデルから計算された日変化と季節変化は共に観測結果と良くあった。Recoは時間毎の値としてうまく再現できたが、GPPは大気飽差(VPD)の影響を無視したために過大評価となった。アラスカのクロトウヒ林におけるGPP、Reco、NEEは、2005年の植生期間でそれぞれ2330、1920、-410 g CO2/m2となった。推定された地域分布の季節変化は生態系の多様な条件を反映していることが確かめられた。 | ||
索引語 | クロトウヒ林;2005年;Reco;地域分布;NDVI;LS;観測;計算;観測結果;季節変化 | ||
引用文献数 | 29 | 登録日 | 2011年01月20日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |