全天日射量推定のための複合式

全天日射量推定のための複合式

レコードナンバー751625論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015066NACSIS書誌IDAN00200732
論文副題統計的ダウンスケーリング手法による温暖化後の日本の日射環境の予測
著者名飯泉 仁之直
西森 基貴
横沢 正幸
書誌名農業氣象
別誌名J. Agric. Meteorol
Journal of agricultural meteorology
農業気象
Journal of the agricultural meteorology
発行元養賢堂
巻号,ページ64巻・ 1号, p.9-23(2008-03)ISSN00218588
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抄録本研究では地上の日積算全天日射量の日別値を推定する新たな統計モデルを構築し、日本における全天日射量の高解像度気候変化シナリオを作成した。構築した統計モデルは全天日射量の季節変化成分を地上気温と相対湿度から計算される可降水量によって推定し、日変動成分を気温日較差あるいは相対湿度の日変動成分から推定する。気温日較差を求めるのに必要な日最高・最低気温と相対湿度は多くの気候モデルで出力されており、検証用の観測値も容易に入手できる。この統計モデルは全天日射量の月平均値と日変動量の統計値、および地域的差異の推定に高い精度を示した。この統計モデルをRCM20シナリオに適用することで、温暖化後(2081年から2100年)の全天日射量の変化シナリオを作成した。RCM20シナリオはSRES-A2シナリオに基づく気象研大気海洋結合モデルの予測を、同機関で開発された20km格子間隔・高解像度領域気候モデル(RCM20)で力学的にダウンスケールしたものである。予測された温暖化後の全天日射量は暖候期には多くの地域で増加、寒候期に減少する傾向を示した。これは温暖化によって日射環境の変化が生じる可能性を示唆する。推定された全天日射量はRCM20シナリオの気温と相対湿度の長・短期の変動と経験的な関係に基づいて連動しており、RCM20の補足データとして特に農業分野の影響評価研究に貢献することが期待される。
索引語全天日射量;推定;統計モデル;相対湿度;RCM20シナリオ;日本;日射環境;予測;構築;作成
引用文献数25
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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