採卵鶏ひなにおけるBacillus subtilis JA-ZK株のSalmonella Enteritidisに対する増殖抑制効果

採卵鶏ひなにおけるBacillus subtilis JA-ZK株のSalmonella Enteritidisに対する増殖抑制効果

レコードナンバー752010論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名熊谷 直祐
今井 康雄
田中 剛志
ほか2名
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ43巻・ 3号, p.148-153(2007-11)ISSN0285709X
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抄録新規に分離したBacillus subtilis JA-ZK株を生菌剤としてひなに給与し、安全性および消化管内でのSalmonella Enteritidis(SE)の増殖抑制効果について評価した。試験1では、生菌剤を10(6)または10(8)CFU/gになるように飼料に混合してひなに給与し、増体重、飼料要求率の算出および剖検ならびに組織検査を実施した。生菌剤給与により飼料要求率は改善され、JA-ZK株の臓器への侵入は認められず生菌剤の安全性を確認し、混合飼料として応用できることが示された。試験2では、生菌剤の添加濃度を変えSE増殖抑制効果を検討した。初生ひなに生菌剤を10(5)または10(6)CFU/gになるように混合した飼料を連続給与し、7日齢時に10(3)CFU/羽のSEを経口接種した。生菌剤の添加率を上げることによりSE増殖抑制効果が高まることが確認された。試験3では、SEの増殖抑制効果の評価試験を2回実施した。初生ひなに生菌剤を10(6)CFU/gになるように混合した飼料を連続給与し、7日齢時に10(3)CFU/羽のSEを経口接種した。試験3-1では感染後7日から試験区の盲腸便のSE菌数が対照区のそれに比べ減少する傾向を示し、感染後21日以降は有意に低値となった(p<0.01)。試験3-2では感染7日後から試験期間を通して試験区のSE菌数は有意に低値となった(p<0.01)。以上の成績より、B.subtilis JA-ZK株は混合飼料として応用することが可能であり、それを給与したひなの消化管内でサルモネラ増殖抑制効果が示されることが確認された。
索引語生菌剤;JA-ZK株;SE;増殖抑制効果;ひな;給与;CFU/g;飼料;混合;確認
引用文献数17
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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