空気熱源式ヒートポンプを利用したハイブリッド暖房方式による投入エネルギーおよびCO2排出量の削減効果

空気熱源式ヒートポンプを利用したハイブリッド暖房方式による投入エネルギーおよびCO2排出量の削減効果

レコードナンバー752112論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006215NACSIS書誌IDAA11648748
著者名川嶋 浩樹
高市 益行
馬場 勝
安井 清登
中野 有加
書誌名野菜茶業研究所研究報告
発行元農業技術研究機構野菜茶業研究所
巻号,ページ7号, p.27-36(2008-03)ISSN13466984
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抄録空気熱源式ヒートポンプと温風暖房機を利用したハイブリッド暖房方式を開発し,その実証試験を行った。開発したシステムの運転特性を把握するとともに低温程度の異なる盛岡,名古屋および宮崎における暖房時の投入エネルギーとCO2排出量の削減効果ならびに経済的な導入効果について検討した。空気熱源式ヒートポンプと温風暖房機を同時に制御するハイブリッドコントローラを開発した。ヒートポンプは設定温度±1.0℃で運転されるが,負荷が大きくなり設定温度から2.0℃低下すると温風暖房機とのハイブリッド運転モードで運転された。本システムによりハウス内はほぼ設定温度に維持された。供試したハウスとヒートポンプのシステムでは,外気温が約8℃以上ではヒートポンプの熱負担割合(Qhp/Q)はほぼ100%であったが,8℃以下になり暖房負荷が大きくなるに従い熱負担割合は小さくなった。同様のヒートポンプシステムを低温程度の異なる地域に設置した場合の熱負担割合(ΣQhp/ΣQ)を試算し,寒地である盛岡より暖地である宮崎の方が高くなることを示した。温風暖房機単独運転の場合と比較したハイブリッド暖房方式による投入エネルギーの削減率は30.6~58.6%であった。同様に,ハイブリッド暖房方式により燃料消費量が削減されるとともに運転経費が削減された。またCO2排出量の削減効果が認められた。地域別の気象データにより計算したところ,投入エネルギー,運転経費およびCO2排出量の削減率は宮崎>名古屋>盛岡の順で大きいが,それぞれの削減量は盛岡>名古屋>宮崎の順に大きいと試算された。
索引語ハイブリッド暖房方式;投入エネルギー;CO2排出量;空気熱源式ヒートポンプ;削減効果;温風暖房機;開発;ヒートポンプ;熱負担割合;利用
引用文献数23
登録日2010年06月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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