機械収穫に適したキャベツ品種の選定と特性の評価

機械収穫に適したキャベツ品種の選定と特性の評価

レコードナンバー752113論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006215NACSIS書誌IDAA11648748
著者名吉秋 斎
佐藤 隆徳
亀野 貞
鈴木 徹
畠山 勝徳
石田 正彦
書誌名野菜茶業研究所研究報告
発行元農業技術研究機構野菜茶業研究所
巻号,ページ7号, p.37-43(2008-03)ISSN13466984
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抄録キャベツの機械収穫では,一斉収穫による球重の不揃いや,機械収穫による球の損傷や裂球が問題となる。本研究では,亀野ら(2003)が球重の変動係数を基に揃いが良いと判断した7品種を含む9品種を用いて,収穫機(ヤンマーHC-10)による一斉収穫を行い,3年間に渡る適性評価試験を行った。そして,機械収穫適性に深く関連すると考えられる球重の揃い,機械収穫による球の損傷率および裂球率の品種効果(遺伝効果)や環境効果を調べ,機械収穫適性における育種の可能性を検証した。収穫球の損傷率および裂球率には品種間差が認められ,球重の変動係数には有意な品種間差は認められなかった。この結果は,収穫球の損傷や裂球に関する品種特性の改良が可能であることを示唆している。‘YR冬太郎’および‘冬系609’は,収穫球の損傷率と裂球率がともに小さく収穫ロスの少ない品種であり,機械収穫に最も適する品種だと考えられる。また,球下部の形態形質に品種間差が認められたが,これらの形質が収穫球の損傷と関連するかどうかは明らかにできなかった。今後,より詳細に球の損傷と関連する形態形質の解析を行うとともに,機械収穫向きの優れた育種素材の開発にも取り組む予定である。
索引語機械収穫;球;球重;損傷;関連;損傷率;裂球率;収穫球;品種間差;一斉収穫
引用文献数12
登録日2010年06月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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