抽出成分による木材の生物劣化抵抗性
抽出成分による木材の生物劣化抵抗性
レコードナンバー | 752165 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012092 | NACSIS書誌ID | AN00240373 |
著者名 | 澁谷 栄 | ||
書誌名 | 木材保存 | ||
発行元 | 日本木材保存協会 | ||
巻号,ページ | 34巻・ 2号, p.48-54(2008-03) | ISSN | 02879255 |
全文表示 | PDFファイル (3227KB) | ||
抄録 | 樹木を構成する成分のうち主要なものとして、セルロース、ヘミセルロース、リグニンの3成分が挙げられる。これらは細胞壁を構成する高分子成分である。一方で、分子量の小さい成分も樹木には含まれている。このような成分は有機溶媒などで容易に抽出されることから抽出成分と総称されている。木材部分にも抽出成分は含まれている。通常は辺材よりも心材に多く含まれており、また、含有量および組成も樹種によって大きく異なる。これまでの研究から心材由来の抽出成分にも生物活性が認められている。このような成分は木材を使用しているときの生物劣化抵抗性などに大きく寄与している。 | ||
索引語 | 抽出成分;木材;生物劣化抵抗性 | ||
引用文献数 | 41 | 登録日 | 2011年01月14日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |