和歌山県農耕地土壌の実態と変化
和歌山県農耕地土壌の実態と変化
レコードナンバー | 752195 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20009168 | NACSIS書誌ID | AA11480140 |
論文副題 | 土壌環境基礎調査(定点調査)20年間のまとめと解析 | ||
著者名 | 林 恭弘 森下 年起 久田 紀夫 薮野 佳寿郎 東 卓弥 | ||
書誌名 | 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 | ||
別誌名 | 和歌山農林水技セ研報 Bull. Wakayama Res. Cent. Agri. Forest. Fish | ||
発行元 | 和歌山県農林水産総合技術センター | ||
巻号,ページ | 8号, p.41-52(2007-03) | ISSN | 13455028 |
全文表示 | PDFファイル (6058KB) | ||
抄録 | 5年毎に同一地点を調査する土壌環境基礎調査の4巡目までの結果から、和歌山県におけるこの20年間(1974〜1994年)の農耕地土壌の実態と変化について明らかにした。1)県下全域の水田土壌は、ロータリー耕による作土深の低下が認められる。T-Cは、水稲単作で含有量を維持しており、二毛作実施により低下している。土壌養分は、P2O5が高く、交換性塩基類は基準値以下が多い。2)普通畑では、土壌群ごとの変化が大きく、山間部の褐色森林土ではT-CとCECが増加しているが、砂丘未熟土では、CECの低下が著しい。また、普通畑全体でP2O5の蓄積が認められた。3)樹園地土壌では、作土の浅層化と養分集積が認められ、その傾向はミカンと梅で大きい。土壌pHの低下、T-Cの増加と、P2O5と交換性塩基の減少が認められるが、P2O5と交換性塩基は、適正値以上のほ場が多い。 | ||
索引語 | 変化;低下;C;実態;土壌環境基礎調査;CEC;交換性塩基;和歌山県農耕地土壌;定点調査;解析 | ||
引用文献数 | 22 | 登録日 | 2011年02月01日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |