実エンドウ‘紀の輝'の養分吸収特性と施肥方法

実エンドウ‘紀の輝'の養分吸収特性と施肥方法

レコードナンバー752201論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009168NACSIS書誌IDAA11480140
著者名川西 孝秀
福嶋 総子
神藤 宏
書誌名和歌山県農林水産総合技術センター研究報告
別誌名和歌山農林水技セ研報
Bull. Wakayama Res. Cent. Agri. Forest. Fish
発行元和歌山県農林水産総合技術センター
巻号,ページ8号, p.93-99(2007-03)ISSN13455028
全文表示PDFファイル (3423KB) 
抄録実エンドウ品種‘紀の輝’の窒素吸収特性および収量性を‘きしゅううすい’と比較し、施肥法について検討した。1.秋まきハウス冬春どり作型において、‘紀の輝’および‘きしゅううすい’を同施肥量(基肥N;12kg/10a、追肥N;18kg/10a)で栽培すると、‘紀の輝’は、窒素吸収量・収量ともに‘きしゅううすい’より少なく、多肥で初期収量の減少、少肥で後期収量の減少により、それぞれ総収量は低下した。2.夏まき年内どり作型において、‘紀の輝’および‘きしゅううすい’を同施肥量(基肥N;10kg/10a、追肥N;10kg/10a)で栽培すると、‘紀の輝’は、窒素吸収量・収量ともに‘きしゅううすい’より多かった。また、基肥を控えN;5kg/10aとし、追肥をN;15kg/10a(4回に分施)として追肥重点の施肥を行うことで、後期収量は減少したものの、初期収量が増加し、総収量は慣行と同等となった。3.秋まき春どり作型において‘紀の輝’および‘きしゅううすい’を同施肥(基肥N;10kg/10a、追肥N;10kg/10a)で栽培すると、‘紀の輝’の窒素吸収量は、‘きしゅううすい’と比べて3月まで多かったが、4月以降は減少に転じたため、総収量は同程度となった。以上のことから、‘紀の輝’は、初期の収量低下を抑え、後期の草勢を維持するため、‘きしゅううすい’の慣行栽培に比べて、基肥を控え追肥重点の施肥を行うことが適当であると考えられた。特に夏まき年内どり作型では、適切な栽培条件下において、収量性・品質ともに優れ、有望な品種である。
索引語10kg/10a;栽培;窒素吸収量;減少;総収量;収量性;同施肥量;初期収量;後期収量;夏まき年内どり作型
引用文献数5
登録日2011年02月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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