イネ培養細胞からのエリシター応答発光に対する過酸化水素の関与について

イネ培養細胞からのエリシター応答発光に対する過酸化水素の関与について

レコードナンバー752229論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名影山 智津子
加藤 公彦
稲垣 栄洋
ほか1名
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ73巻・ 4号, p.300-303(2007-11)ISSN00319473
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抄録生物は恒常的にバイオフォトンと呼ばれる極微弱な光を放出している。バイオフォトンは、生命活動に伴って細胞内で行われる生化学反応に付随して放射されるものであり、ホタルやホタルイカなどのような発光を目的とした強い光とは基本的に異なる。バイオフォトンが放出される基本原理は、生物の生化学反応によって生じた励起分子が基底状態に戻るときに光を放出することにあるが、嫌気的な状態ではフォトンが放出されないことから、酸化的代謝反応と深く関わっており、活性酸素種(ROS)がり原動力と考えられている。著者らは植物におけるバイオフォトン放射を生化学的に解明するため、生体内で起こる酸化的代謝反応の中で、特にROSとの関わりについて研究を行ってきた、イネ培養細胞に過酸化水素やスーパーオキサイドを添加するとバイオフォトン放射量が増加することや、イネ培養細胞にキチンエリシターを処理したときに見られるエリシター応答発光がROSのスカベンジャーによって著しく減少することから、ROSの関与が示唆される。本論文では、キチンエリシターを処理したイネ培養細胞のエリシター応答発光とROSとの関連を明らかにするためROSの一つである過酸化水素の生成との相関を検討した。
索引語イネ培養細胞;エリシター応答発光;過酸化水素;関与
引用文献数13
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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