動物園動物の血清診断におけるプロテインGの有用性とアジアゾウにおけるELISA法の確立
動物園動物の血清診断におけるプロテインGの有用性とアジアゾウにおけるELISA法の確立
レコードナンバー | 752330 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 下沢 健太郎 三澤 尚明 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 61巻・ 1号, p.75-78(2008-01) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (2211KB) | ||
抄録 | ELISA法は迅速・簡潔な感染症診断のスクリーニング法として有用な手法であるが、多くの動物園動物のELISA法は確立されていないのが現状である。本研究では、IgG結合蛋白質であるプロテインGがELISA診断に応用できるかを検討するため、動物園動物の血清とプロテインGとの結合性を調べた。その結果、強い結合性を示す動物種がいる一方、有袋目・ネコ科食肉目・アジアゾウなど低い反応性を示す種が認められた。このことからプロテインGはすべての動物園動物のELISA診断法に応用することができないことが示唆された。そこで、アジアゾウの血清からIgGを精製し、家兎免疫血清を作製してアジアゾウのIgGを検出できるELISA診断系を確立した。 | ||
索引語 | 動物園動物;プロテインG;アジアゾウ;ELISA法;確立;応用;血清;結合性;IgG;血清診断 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年01月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |