高濃度スクロース処理が蕾切りカーネーションの花色発現および花弁中の糖質とアントシアニン濃度に及ぼす影響

高濃度スクロース処理が蕾切りカーネーションの花色発現および花弁中の糖質とアントシアニン濃度に及ぼす影響

レコードナンバー752414論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名水口 聡
市村 一雄
中山 真義
ほか2名
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ7巻・ 2号, p.277-281(2008-04)ISSN13472658
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抄録スクロース濃度0%から15%の処理液が蕾切りカーネーションの花弁色調に及ぼす影響を調査するとともに、開花時に花弁中の糖質および色素の濃度を定量した。処理液のスクロース濃度が高いほど、明度が低く、彩度が高く、色相角度が低くなる傾向が認められた。すなわち、スクロース濃度を高くすることにより、花弁の淡桃色が濃くあざやかになった。開花時の花弁では、処理液のスクロース濃度を高くすると、フルクトースとグルコースの濃度が著しく増加した。スクロース濃度はわずかに増加し、ピニトールおよびミオイノシトールの濃度にはほとんど変化がなかった。開花時の花弁には色素として、ペラルゴニジン3-グルコシド(Pg3-G)とペラルゴニジン3-(6”-マリルグルコシド)(Pg3-MG)の2種類のアントシアニンが存在し、特にPg3-MG濃度が高かった。処理液のスクロース濃度を高くするほど、花弁中のアントシアニン濃度が増加し、特にPg3-MGで顕著であった。以上の結果から、高濃度のスクロース処理は花弁に多量の糖質を供給し、アントシアニンの生合成が促進されることによりPg3-MGやPg3-G濃度が上昇し、その結果花色発現が良好になると考えられた。
索引語スクロース濃度;処理液;花弁;花弁中;糖質;濃度;増加;Pg3-MG;蕾切りカーネーション;花色発現
引用文献数29
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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