モミガラ混合割合および堆肥化期間が乳牛ふん堆肥の分解性に及ぼす影響

モミガラ混合割合および堆肥化期間が乳牛ふん堆肥の分解性に及ぼす影響

レコードナンバー752533論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011324NACSIS書誌IDAA11581636
論文副題堆肥化期間中および土壌中における分解
著者名小柳 渉
安藤 義昭
書誌名新潟県農業総合研究所畜産研究センター研究報告 = Bulletin of the Niigata Animal Husbandry Experiment Station
別誌名Bulletin of the Niigata Animmal Husbandry Experiment Station
Bull. Niigata Anim. Husb. Exp. Stn.
新潟畜セ研究報告
発行元新潟県農業総合研究所畜産研究センター
巻号,ページ16号, p.28-31(2007-09)ISSN21863970
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抄録乳牛ふんとモミガラの乾物混合割合と堆肥化期間を変えた乳牛ふんモミガラ堆肥をインキュベータを用い作製し、堆肥化期間中の有機物分解および施用後の窒素・炭素動態の点から長期間堆肥化する必要性について検討した。乳牛ふんとモミガラの乾物混合割合を40:60、55:45、70:30の3段階、堆肥化期間を60℃1ケ月(1次発酵)、60℃1ヶ月+30℃3ヶ月(2次発酵)の2段階に設定した6種類の乳牛ふん堆肥について、堆肥化前後の粗灰分を測定し、堆肥化期間中の乾物分解率を算出した。また、ガラス繊維濾紙法を用いて1年間土壌中に埋設し、1ヶ月毎に窒素、炭素分解率を測定した。(1)1次発酵期間中ではモミガラの混合割合が多いほど乾物分解率は低かった。ふんの分解率は45%、モミガラの分解率は3%と推定された。2次発酵期間中のふんの分解率は6%、モミガラの分解率は2%と推定された。(2)1次発酵区と2次発酵区の間にコマツナ生育阻害程度の違いは認められなかった。(3)土壌埋設後の堆肥中窒素は、40:60区では1次・2次とも埋設後1ヶ月間に10%程度放出したが、2〜3ヶ月目には吸収に転じ、その後再放出した。55:45区では1次2次ともほぼ変動はなく、70:30区では放出を続けていた。このように窒素動態に及ぼす影響は堆肥化期間よりも混合割合の方が大きかった。(4)炭素の動態は窒素とは違い堆肥化期間の影響の方が大きかった。1次発酵区は2次発酵区より分解率がおおむね10〜20%大きかった。ただし1次発酵区の埋設後1ヶ月間の分解率は10%未満であった。(5)畑地施用を前提とした場合、有機物分解、窒素動態の点からは乳牛ふんモミガラ堆肥の堆肥化は1次発酵で十分である可能性が示唆された。
索引語モミガラ混合割合;堆肥化期間;乳牛ふん堆肥;分解性;影響;堆肥化期間中;土壌中;分解
引用文献数6
登録日2011年02月02日
収録データベースJASI, AGROLib

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