グミの含有する忌避物質に関する研究

グミの含有する忌避物質に関する研究

レコードナンバー752608論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
著者名松井 繁明
塚本 彩子
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ18号, p.85-89(2008-03)ISSN09192468
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抄録福岡県玄界島沖で採取したグミCucumaria echinataをサンプルとして、2006年11月〜’07年10月の各月、ウサギ赤血球に対する溶血活性を全個体と各部位(内包水、内臓、生殖腺、体皮)ごとに測定した。塩分処理による溶血活性の変化や刺激による溶血活性の変化について検討した。硫酸アンモニウム、塩化ナトリウムのそれぞれで溶血性物質の塩析を行い、両者の抽出液について溶血活性を比較した。溶血活性は、生殖腺が最も高く次いで体皮、内臓に活性が見られたが、内包水にはほとんど活性が見られなかった。生殖腺の溶血活性は、10月に最高値78.4%を示し、成熟に伴い忌避物質を増加させ食害防止に寄与していると考えられた。塩分処理を行った個体については特に溶血活性の低下が見られなかったが、海水中へ溶血成分の溶出がみられ捕食との関係が示唆された。また、刺激により溶血成分が海水中へ放出されることが分かった。塩析試験の結果、硫酸アンモニウムにより簡易にグミから溶血成分を抽出できることが明らかになった。
索引語溶血活性;生殖腺;溶血成分;グミ;忌避物質;内包水;内臓;体皮;塩分処理;変化
引用文献数8
登録日2011年01月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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