種籾中フモニシン類の液体クロマトグラフィーによる検出

種籾中フモニシン類の液体クロマトグラフィーによる検出

レコードナンバー752739論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005621NACSIS書誌IDAN00117854
著者名久城 真代
永田 礼子
中川 博之
長嶋 等
書誌名食品総合研究所研究報告 = Report of National Food Research Institute
別誌名Rep. Nat'l Food Res. Inst
食総研報
発行元農林省食品総合研究所
巻号,ページ72号, p.37-44(2008-03)ISSN03019780
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抄録フモニシンは主にトウモロコシ赤カビ病菌Fusarium verticillioidesによって産生され、広くトウモロコシを汚染するカビ毒であるが、コメに付着するイネ馬鹿苗病菌Gibberella fujikuroiは、F. verticillioidesの近縁であるため、コメでフモニシン汚染が懸念されていた。われわれは以前、玄米中フモニシン定量のための効率的な抽出法(浸漬抽出)ならびに高感度な液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法(LC-MS/MS法)を開発していた。今回、脱穀前段階でのフモニシン検出の要請があったため、玄米中フモニシン分析法のマトリクスエクステンションを試みた。その結果、抽出ステップでは、玄米と同様に浸漬抽出が有効であった。一方、精製ステップでは、玄米と異なる固相抽出カートリッジを用いるのが有効であり、ブランクの分析サンプルの添加回収試験において、良好な回収率が得られた。実際の種籾供試サンプル約500gを7個のサブサンプルに分けて分析を行った結果、従来定量法であるプレカラム誘導体化機能付き液体クロマトグラフィー-蛍光検出法(HPLC-FL法)では、各分析サンプル中のフモニシン量は検出限界未満であったが、LC-MS/MS法では、7点中2点が検出限界以上で測定可能であった。今回の結果より、国内産米で初めてフモニシンの検出に成功し、種籾のように不均一な試料におけるサンプリングの重要性も示された。
索引語検出;フモニシン;vericillioides;コメ;浸漬抽出;LC-MS/MS法;玄米;結果;種籾中フモニシン類;液体クロマトグラフィー
引用文献数33
登録日2011年07月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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