イチゴ‘あまおう'の早期作型における定植後の遮光処理による第1次腋花房の花芽分化促進
イチゴ‘あまおう'の早期作型における定植後の遮光処理による第1次腋花房の花芽分化促進
レコードナンバー | 752826 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005895 | NACSIS書誌ID | AN10485504 |
著者名 | 北島 伸之 佐藤 公洋 | ||
書誌名 | 福岡県農業総合試験場研究報告 | ||
別誌名 | 福岡農総試研報 Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent | ||
発行元 | 福岡県農業総合試験場 | ||
巻号,ページ | 27号, p.53-57(2008-03) | ISSN | 13414593 |
全文表示 | PDFファイル (3044KB) | ||
抄録 | 9月10日頃に定植するイチゴの早期作型で、1〜2月の収穫の中休みを解消するために、定植後の遮光処理が第1次腋花房の花芽分化に及ぼす影響を検討した。(1)‘あまおう’における第1次腋花房の花芽分化に必要な遮光処理期間は、10月中旬から遡って25〜40日間であった。遮光処理により第1次腋花房の花芽は10月15〜20日に分化し、頂花房と第1次腋花房間の出葉数が少なくなった。この処理により、頂花房の花数や年内収量が減少したが、1〜2月の収量が増加したため総収量は同程度であった。(2)遮光処理による第1次腋花房の花芽分化の促進効果の起因は、株周辺気温および地温の低下により葉の表面およびクラウン内部のイチゴの体温が低下したことであった。(3)とよのか専用肥料を用いて基肥窒素量が10a当たり5〜10kgの範囲内では遮光処理効果が現れた。 | ||
索引語 | 第1次腋花房;遮光処理;イチゴ;花芽分化;早期作型;頂花房;花芽分化促進;定植;収穫;中休み | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2011年01月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |