治療後に病理検査を行ったウサギのエンセファリトゾーン症の1例
治療後に病理検査を行ったウサギのエンセファリトゾーン症の1例
レコードナンバー | 752943 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 柑本 敦子 伊東 輝夫 内田 和幸 椎 宏樹 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 60巻・ 11号, p.801-804(2007-11) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (2265KB) | ||
抄録 | 突然の斜頸を示したウサギが来院し、臨床的にエンセファリトゾーン症(Ez症)が疑われた。フェバンテル、コルチコステロイドおよび抗生剤による治療を27日間継続し、その間に臨床症状が消失した。その後も良好な全身状態が維持され、治療終了から59日後に安楽死させ、病理検査を実施した。病理組織検査では延髄の外側前庭核に軽度のグリオーシスと単核細胞による囲管性細胞浸潤が認められた。大脳皮質と腎臓には多巣状に非化膿性肉芽腫病変が認められた。以上の所見より本症例はEz症と診断され、延髄の病変が斜頸に関与していたことが示唆された。 | ||
索引語 | 病理検査;ウサギ;エンセファリトゾーン症;斜頸;Ez症;延髄;来院;フェバンテル;コルチコステロイド;抗生剤 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年03月09日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |