有機質資材を用いたハウス夏秋どりトマトの無化学肥料栽培指針
有機質資材を用いたハウス夏秋どりトマトの無化学肥料栽培指針
レコードナンバー | 753064 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20011749 | NACSIS書誌ID | AN00195767 |
著者名 | 八木 哲生 坂口 雅己 日笠 裕治 | ||
書誌名 | 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan | ||
別誌名 | 日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養 Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition 日本土壌肥料学雑誌 | ||
発行元 | 日本土壌肥料學會 | ||
巻号,ページ | 79巻・ 2号, p.203-208(2008-04) | ISSN | 00290610 |
全文表示 | PDFファイル (3264KB) | ||
抄録 | 有機農産物は、平成12年の有機農産物のJAS規格制定以来、需要の拡大が期待されている。その中でもトマトは消費者ニーズの高い作物であるが、トマト栽培では定植後に複数回の追肥が行われていることから、有機栽培のための施肥管理については、基肥のみならず追肥も含めた有機質資材の施用技術を確立する必要がある。一方、北海道では冷涼な気候を活かした夏秋どりトマトの栽培が盛んで、出荷量が年々増加しており、有機栽培は更なるトマトの付加価値向上の手段の一つとなり得る。しかし、有機栽培を実施している農家を対象としたアンケートによると、前述した基肥と追肥技術が必要なトマトに限らず、一般に有機栽培の各種作物では施肥方法の改善による収量および品質の向上を望む声も大きい。これは、養分の全量を土壌や有機物から供給する、いわゆる無化学肥料栽培による安定した栽培管理法が確立していないためである。本報告では、2004〜2006年の3年間の試験から、北海道でのハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を明らかにしたので、その内容を紹介する。 | ||
索引語 | 有機質資材;ハウス夏秋どりトマト;無化学肥料栽培指針 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年02月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |