体細胞クローン雄ブタおよび後代雄ブタの繁殖能力
体細胞クローン雄ブタおよび後代雄ブタの繁殖能力
レコードナンバー | 753283 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20033825 | NACSIS書誌ID | AA12302432 |
著者名 | 河原崎 達雄 大竹 正剛 柴田 昌利 ほか2名 | ||
書誌名 | 静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター研究報告=Bulletin of Shizuoka prifectural research institiute of animal indaustry swine & poultry research center | ||
別誌名 | 静岡畜技研中小研セ研報 Bull. Shizuoka Swin & Poultry Res. Cen. | ||
発行元 | 静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター | ||
巻号,ページ | 1号, p.23-30(2007-12) | ISSN | 18826415 |
全文表示 | PDFファイル (4342KB) | ||
抄録 | 体細胞クローン雄ブタおよびその後代雄ブタの繁殖能力について検討した。体細胞クローン雄ブタ(DJ:デュロック種(D)雌×金華種(J)雄)1頭およびその後代ブタ(D・DJ:Dクローン雌×DJクローン雄)6頭について、射精能力、精液量、精子濃度、精子活力、精子形態を発育の経過とともに調査し、同一系統の一般ブタと比較した。また、交配試験により授精能力について確認した。体細胞クローン雄ブタ(DJ)は3ヶ月齢で採精可能となり、精液量、総精子数は月齢が進むにつれて増加し、8ヶ月齢でそれぞれ195ml、317億個となった。運動精子割合(++〜+++)は4ヶ月齢、精子形態正常率は5ヶ月齢でそれぞれ約90%となり、その後はこの値を維持した。これらの値は同系統の一般雄ブタと変わらなかった。クローン後代雄ブタ(D・DJ)は3〜4ヶ月齢で採精可能となり、精液量、総精子数、運動精子割合、形態正常精子割合は8ヶ月齢まで増加し、DとDJの中間値あるいはそれを上回る値を示した。また、体細胞クローン雄ブタ、後代雄ブタともに正常な授精能力を有していた。これらの結果から、体細胞クローンおよびその後代雄ブタの造精能力、授精能力は一般ブタと変わらないことが示唆された。 | ||
索引語 | 体細胞クローン雄ブタ;後代雄ブタ;繁殖能力 | ||
引用文献数 | 26 | 登録日 | 2011年02月07日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |