アスコルビン酸によるコウジ酸のマウス肝細胞増殖作用の促進
アスコルビン酸によるコウジ酸のマウス肝細胞増殖作用の促進
レコードナンバー | 760024 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00004754 | NACSIS書誌ID | AA10796138 |
著者名 | 河野 太一 本 光喜 六車 雅子 ほか5名 | ||
書誌名 | The journal of veterinary medical science | ||
別誌名 | Journal of veterinary medical science J. vet. med. sci | ||
発行元 | Japanese Society of Veterinary Science | ||
巻号,ページ | 69巻・ 9号, p.899-908(2007-09) | ISSN | 09167250 |
全文表示 | PDFファイル (5855KB) | ||
抄録 | コウジ酸(KA)の腫瘍修飾作用に対するアスコルビン酸(AA)の効果を調べるために、5週齢の雄ICRマウスを用い、2段階肝発がん実験を行った。実験開始時に5週齢雄ICRマウスにN-diethylnitrosamine(DEN)によるイニシエーション処置(腹腔内投与)を行い、実験開始2週間後より第1群には水道水を、第2群には0.5%AA(飲水)を、第3群には3%KA(混餌)を、第4群には3%KAと0.5%AAを6週間飲水投与した。KAないしAA投与開始1週後に全群に対して2/3肝部分切除を行った。実験終了時には生存動物全例を殺処分し、肝を摘出した。第1群に比較して、第3と4群では肝重量が有意に増加し、第4群では、PCNA陽性細胞数およびCcnc、Ccnd1、Cyp7a1、Ercc2などの遺伝子発現が上昇した。今回の実験では、マウスのコウジ酸による肝細胞増殖作用がAAにより促進されることが示唆された。 | ||
索引語 | KA;AA;コウジ酸;アスコルビン酸;促進;第1群;第4群;実験;マウス肝細胞増殖作用;腫瘍修飾作用 | ||
引用文献数 | 54 | 登録日 | 2011年01月13日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |