アグーチ座Ayアリルはエンドトキシン誘導性致死に対する感受性を増大させる

アグーチ座Ayアリルはエンドトキシン誘導性致死に対する感受性を増大させる

レコードナンバー760028論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名須藤 淳一
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 9号, p.931-937(2007-09)ISSN09167250
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抄録感染中の食欲不振に関する研究を遂行する過程で、B6-A(y)マウスはB6マウスに比べ、リポポリサッカリド(LPS)誘導性の致死感受性が亢進していることが明らかとなった。LPS誘導性の致死感受性は加齢マウス、B6およびB6-A(y)の両者、で劇的に増大した(加齢効果)が、A(y)効果がなお観察されたことから、A(y)効果は加齢効果とは独立であることが示唆された。また、TNFの非存在下においても、致死感受性を増大させるA(y)効果がなお観察されたことから、A(y)効果はTNF毒性とは独立であることが示唆された。マウス1匹当たり100μgのLPSを投与したとき、B6マウスは15%の、B6-A(y)マウスは65%の(B6よりも有意に高い)、そしてB6-ob/obマウスは100%の(B6およびB6-A(y)よりも有意に高い)致死率を示した。これら結果は、レプチンが炎症に対する保護効果を持ち、そのレプチン効果の一部分がαMSHにより仲介されるという仮説を支持するものである。MC4Rの遮断の結果と対照的に、B6-A(y)マウスはB6マウスよりも重篤なLPS誘導性の食欲不振を示したことから、LPS誘導性の食欲不振にMC4Rは必須ではなく、他のメラノコルチンレセプターを含む経路の存在が示唆された。αMSHは内因性の抗炎症ペプチドであるとされており、また、MC1Rが様々な皮膚の細胞に発現している事実を考慮すると、A(y)効果はMC1Rを含む経路により誘導されることが推察される。生体防御におけるαMSH-MC1R相互作用の生理的意義について議論する。
索引語y;B6-A;A;効果;増大;食欲不振;マウス;B6マウス;致死感受性;LPS誘導性
引用文献数38
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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