ラットにおけるTNBS誘発大腸過敏症にともなう大腸内粘膜型肥満細胞浸潤

ラットにおけるTNBS誘発大腸過敏症にともなう大腸内粘膜型肥満細胞浸潤

レコードナンバー760083論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名大橋 雅津代
佐藤 靖
岩田 博司
ほか2名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 12号, p.1223-1228(2007-12)ISSN09167250
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抄録2、4、6-trinitrobenzene sulfonic acid(TNBS)をラットの近位大腸内に投与すると、遠位大腸の伸展刺激に対する痛み感受性の有意な増大が認められた。TNBSに直接暴露された近位大腸には粘膜壊死と炎症性細胞浸潤が認められ、組織中ミエロパーオキシダーゼの有意な増加が認められた。一方、遠位大腸には粘膜壊死は発生せず、ミエロパーオキシダーゼ含量の増加も認められなかったが、トルイジンブルー陽性粘膜型肥満細胞が有意に増加していた。さらに遠位大腸組織を器官培養し、粘膜型肥満細胞脱顆粒の特異的なマーカーであるrat mast cell protease-2(RMCP-2)の遊離量を測定したところ、TNBS処置ラットでは正常対象値と比較して有意なRMCP-2遊離量の増加が認められた。また、肥満細胞安定化作用を持つデドキサントラゾールの皮下投与によりTNBS誘発大腸過敏は有意かつ用量依存的に抑制された。以上の成績から、脱顆粒亢進を伴った大腸粘膜肥満細胞浸潤によるメディエーター遊離亢進がTNBSによる大腸過敏症の発現に関与していることが示唆された。
索引語NBS;増加;ラット;遠位大腸;粘膜壊死;NBS誘発大腸過敏症;大腸内粘膜型肥満細胞浸潤;6-rinirobenzene;sulfonic;acid
引用文献数29
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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