2年間の大豆転作が後作の水稲・小麦栽培に及ぼす影響

2年間の大豆転作が後作の水稲・小麦栽培に及ぼす影響

レコードナンバー760126論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20032223NACSIS書誌IDAA12213489
著者名山野 秀真
田中 賢太郎
猪部 巌
井水 敦
書誌名大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section
発行元大分県農林水産研究センター
巻号,ページ2号, p.1-9(2008-03)ISSN18819206
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抄録有機物連用により地力の異なる圃場で大豆を2年間作付けし、後作作物の収量・品質への影響および土壌理化学性の変化を検討した。1.大豆後1作目の小麦は、水稲後と比較して稈長が長くなり、穂数およびわら乾物重が増加した。その結果、大豆後の収量が水稲後に比べ有機物施用条件の違いにかかわらず100kg/10a以上向上した。2.大豆後1作目の小麦は、堆肥連用による高地力圃場では窒素施肥量を2割減肥としても、化学肥料区およびわら還元区標準施肥以上の収量が得られた。3.大豆後2作目の水稲は、水稲後と比較し稈長がやや高くなった。その結果、堆肥施用区および堆肥わら区のような高地力圃場では倒伏が見られ減収したが、窒素施肥量を3割減とすることにより倒伏は軽減され増収となり、玄米タンパク質含有率の上昇も抑制された。また、化学肥料区およびわら還元区のような低地力圃場でも増収となった。4.大豆後3作目の小麦は水稲後と比較して稈長がやや低くなった。収量も低下する傾向にあり、増肥の検討が必要と考えられた。5.4作目の水稲は大豆後・水稲後とも生育および収量は同程度であり、大豆転作による影響はほとんどなくなったものと考えられた。6.大豆後と水稲後の理化学性については、有機物施用が同一の区間では大きな変化は見られなかった。可給態窒素量をオートクレーブ法や培養法で測定した結果、大豆後では水稲後と同程度かむしろ低かった。
索引語大豆転作;後作;水稲;小麦栽培;影響
引用文献数6
登録日2011年03月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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