夏秋期野菜栽培で利用するトンネル資材、遮光ネット、フィルムマルチ被覆下の気温、地温の推定方法と数種資材の利用効果判定
夏秋期野菜栽培で利用するトンネル資材、遮光ネット、フィルムマルチ被覆下の気温、地温の推定方法と数種資材の利用効果判定
レコードナンバー | 760129 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20032223 | NACSIS書誌ID | AA12213489 |
著者名 | 佐藤 如 安部 貞昭 佐藤 和幸 ほか1名 | ||
書誌名 | 大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section | ||
発行元 | 大分県農林水産研究センター | ||
巻号,ページ | 2号, p.49-60(2008-03) | ISSN | 18819206 |
全文表示 | PDFファイル (6178KB) | ||
抄録 | 1.トンネル内気温、遮光ネット被覆下の気温、フィルムマルチ下の地温の推定方法を検討した結果、以下のことが明らかになった。1)トンネル内の夜間の気温は外気温との単回帰式で推定できた。また、昼間の気温は外気温と時間日射量の重回帰式で推定できた。2)遮光ネット被覆下の気温は外気温と時間日射量との重回帰式で推定できた。3)フィルムマルチ被覆下の最高地温は、最高気温と日日射量の重回帰式で、最低地温は、最低気温と前日の最高気温の重回帰式で推定できた。2.有孔フィルムの保温効果、気温上昇抑制効果は被覆場所と開孔率による差が認められた。3.遮光ネット被覆による気温上昇抑制効果は資材により差が認められ、遮光率、気温上昇抑制効果から、白ネット(気温上昇抑制剤入り)が優れた。4.フィルムマルチ被覆下の地温は、被覆場所、フィルムの色の影響を受け、ハウス内被覆は露地より高く、黒マルチに比べ、透明マルチは高く、白黒マルチは低かったが、シルバーマルチとの地温差は小さかった。 | ||
索引語 | 夏秋期野菜栽培;利用;トンネル資材;遮光ネット;フィルムマルチ被覆下;気温;地温;推定方法;数種資材;利用効果判定 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2011年02月07日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |