中国における「無公害野菜」生産・販売の現状と課題

中国における「無公害野菜」生産・販売の現状と課題

レコードナンバー760204論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015365NACSIS書誌IDAN00202829
論文副題江蘇省A鎮の農企業主導による契約栽培を中心に
著者名趙 明
大原 興太郎
書誌名農林業問題研究
別誌名Journal of rural problems
Journal of rural problem
発行元富民協会
巻号,ページ43巻・ 3号, p.302-310(2007-12)ISSN03888525
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抄録1980年代後半から、先進国において、持続性を基軸概念とする環境保全型農業への関心は高まるようになってきた。その背景については、嘉田は「(1)地球規模での人口・食料・農業問題(2)農業そのものの持続性の喪失、(3)農業の環境に対する負荷の増大、(4)農産物・食料の安全性への強まる懸念」と整理した。その後、各国では、化学肥料・農薬の投入を抑える栽培方法、生物の多様性の確保、食品安全性の確保などについて研究が進んでいる。一方、中国の環境保全型農業に関する研究は、先進国に比べて遅れているといわれている。しかし、中国における環境保全型農業は農業生産の構造調整、貧困問題の解決の一方法として研究を行っているという特徴があり、海外の研究成果の翻訳ではなく、固有な内容をもって展開している。本研究では、先行研究の成果を踏まえ、無公害農産品に関する政策の動向を明らかにすると共に、こうした抽象的な分析では十分に把握できない部分を無公害野菜の取り扱い企業「A鎮野菜販売協会」を事例にその生産管理・出荷・販売の実態について考察を行う。また、無公害野菜を栽培する農家の収益を検証するためには、上記の企業だけでなく、生産者の実態も検討する必要がある。そこで、A鎮野菜販売協会と契約栽培を行う農家も取り上げる。これらの事例分析を通じて、今後、無公害農産品計画の定着における課題を提示する。調査地域の選定理由は、A鎮所在の江蘇省は、無公害野菜の栽培面積・出荷規模が全国的に見て高い水準にあり、そして農企業による契約栽培の発展も比較的進んでいるためである。
索引語中国;公害野菜;生産;販売;現状;課題;江蘇省A鎮;農企業主導;契約栽培;中心
引用文献数14
登録日2011年01月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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