国産及び中国産タケノコ水煮・缶詰の元素組成

国産及び中国産タケノコ水煮・缶詰の元素組成

レコードナンバー760251論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012698NACSIS書誌IDAN10543189
著者名加藤 一郎
書誌名富山県食品研究所研究報告 = Bulletin of Toyama Food Research Institute
別誌名富山食研研報
Bull. Toyama Food Res. Inst.
発行元富山県食品研究所
巻号,ページ6号, p.33-43(2008-03)ISSN09196730
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抄録平成18年には、タケノコ水煮・缶詰は約115,000トン輸入(主に中国から)され、国内生産は約3,500トンである。また、生鮮タケノコの出荷量は約26,900トン(皮付、皮を除くと推定約11,400トン)となっている。タケノコ水煮・缶詰の約97%は国外産であり、国内産は約3%、生鮮物を含めても約10%となっている。この状況はここ数年変動がない。農林水産省ではJAS法の品質表示基準制度により、簡易な加工食品の主要原材料の原産地表示を義務づけている。しかしながら、昨今の食品の偽装表示の多発から消費者は適正な食品表示の監視体制を求めており、農産物の原産地判別技術の開発が急務となっている。農産物の原産地判別法については、その品種が異なる場合ではDNA解析、形状解析が検討されているが、品種が同じであると考えられる場合では、農産物中に含まれる元素組成などにより原産地を判別する方法が検討されている。元素組成による原産地判別については、玄米、黒大豆、生鮮ネギ、生鮮タマネギ、ショウガ、ニンニク、干シイタケ、梅干しなどに関する報告があり、本報告と同じ対象のタケノコ水煮・缶詰については、石田らの報告がある。石田らは、乾燥試料中の無機元素組成による原産地判別は原産地による差が見られず、水煮タケノコ外液、内液と乾燥試料中のPb含量により中国産と国内産との判別が可能であると報告している。今回、試料中のK含量により試料を選別することにより、元素組成による原産地判別の可能性が示唆されたので報告する。
索引語国産;中国産タケノコ水煮;缶詰;元素組成
引用文献数14
登録日2011年01月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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