コシヒカリと同質の遺伝的背景を持つ極早生の水稲品種「コシヒカリ関東HD1号」の育成

コシヒカリと同質の遺伝的背景を持つ極早生の水稲品種「コシヒカリ関東HD1号」の育成

レコードナンバー760334論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002846NACSIS書誌IDAA11581884
著者名竹内 善信
加藤 浩
根本 博
太田 久稔
佐藤 宏之
平山 正賢
平林 秀介
出田 収
青木 法明
坂井 真
蛯谷 武志
田口 文緒
山本 敏央
矢野 昌裕
井辺 時雄
安東 郁男
書誌名作物研究所研究報告
別誌名Bulletin of the National Institute of Crop Science
作物研報
Bull. Natl. Inst. Crop Sci.
発行元農業技術研究機構作物研究所
巻号,ページ9号, p.1-25(2008-03)ISSN13468480
全文表示PDFファイル (11740KB) 
抄録水稲品種「コシヒカリ関東HD1号」は、DNAマーカー選抜と戻し交雑法を用いて「コシヒカリ」の遺伝的背景にインド型品種Kasalath由来の出穂性QTL「qDTH6(Hd1)」の約560kbのゲノム領域のみを持たせた極早生同質遺伝子系統である。2003年から「関東IL1号」の系統名で各府県の奨励品種決定試験によって検討された後、2006年に新品種「コシヒカリ関東HD1号」として品種登録出願公表された。「コシヒカリ関東HD1号」の主要な特徴は、次のとおりである。1. 出穂期は、育成地では「コシヒカリ」より12日早生であるが、宮崎県における早期栽培では差が縮まり2日早生である。2. 育成地では「コシヒカリ」と比べて、いもち病抵抗性、玄米品質は同等であるが、短稈・少収で食味・耐冷性が劣る。3. 宮崎県では、出穂期、収量性、耐冷性は「コシヒカリ」に近く、稈長、玄米品質、食味もほぼ「コシヒカリ」並である。以上の特性から、早期出荷できる「コシヒカリ」並の良食味品種として、西南暖地の早期栽培地帯での普及性が認められる。
索引語コシヒカリ;コシヒカリ関東HD1号;遺伝的背景;水稲品種;出穂期;育成地;宮崎県;玄米品質;食味;耐冷性
引用文献数27
登録日2010年07月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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