体内および体外で成熟したマウス卵母細胞の囲卵腔の大きさと媒精後の多精子受精の頻度

体内および体外で成熟したマウス卵母細胞の囲卵腔の大きさと媒精後の多精子受精の頻度

レコードナンバー760427論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名上野 紗也香
新村 末雄
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ25巻・ 1号, p.44-49(2008-04)ISSN13417738
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抄録囲卵腔は、胞状卵胞から採取直後のマウス卵母細胞の約半数で認められ、平均で0.28μmあった。体内で成熟過程にある卵母細胞において、囲卵腔は、hCG注射6時間以降有意に拡大し、hCG注射後14時間では7.00μmになった。一方、体外で成熟過程にある卵母細胞において、囲卵腔は、培養後2時間で有意に拡大し、その後も培養時間とともに拡大して培養後14時間では5.40μmになったが、hCG注射後14時間の卵母細胞のものと比べると有意に小さかった。hCG注射後14時間および培養後14時間の卵母細胞に媒精したところ、受精率は、85および80%であり、両者の間に相違はなかったが、多精子受精率は、体内で成熟した卵母細胞の4%に比べ、体外で成熟させた卵母細胞では有意に高く、16%であった。以上の結果から、マウス卵母細胞の囲卵腔の大きさと多精子受精の頻度との間には関係のあることが考えられた。
索引語卵母細胞;囲卵腔;体内;体外;成熟;マウス卵母細胞;拡大;hCG注射後14時間;大きさ;多精子受精
引用文献数20
登録日2011年02月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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