肉用牛の産肉性および肉質に及ぼすカンショ茎葉添加飼料給与の影響

肉用牛の産肉性および肉質に及ぼすカンショ茎葉添加飼料給与の影響

レコードナンバー760579論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名竹之山 愼一
河原 聡
Ahhmed A.
森 弘
垂水 啓二郎
石黒 浩二
吉元 誠
六車 三治男
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ54巻・ p.77-84(2008-01)ISSN05446066
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抄録本研究では、カンショ茎葉を肉用牛用の飼料として有効利用の可能性について検討するために、5%のカンショ茎葉添加飼料を給与し、成育状況、産肉性、肉質および脂質過酸化度について調査した。その結果、成育状況に差異は認められず、発育に影響を及ぼさないことが示され、枝肉成績では、枝肉歩留や脂肪交雑において対照区に比較して試験区が高値を示す傾向にあり、カンショ茎葉給与により産肉性の向上が示唆された。ロース肉中の脂質含量は僅かに試験区が高い傾向にあり、脂肪交雑の結果の裏付けとなった。ロース肉および周辺脂肪の脂肪酸組成や遊離アミノ酸含量には明白な差異は認められず、カンショ茎葉給与はこれらへ影響しないことが示され、食味に直接関与する可能性が低いことが示唆された。ロース肉および周辺脂肪のビタミンE含量には差異は認められず、本結果はカンショ茎葉給与による影響は少ないことが示された。ロース肉の貯蔵による脂質過酸化物量については、開始時に有意(P<0.05)に試験区が低値を示し、貯蔵期間中の脂質過酸化物の増加も抑制される傾向にあった。以上の結果より、バイオリサイクル研究の観点から食品収穫後の残渣であるカンショ茎葉は肉用牛の飼料として利用できる可能性が示唆された。また、ビタミンEはロース肉および周辺脂肪中に蓄積はしないものの、カンショ茎葉給与により脂質過酸化物量の低い、高品質の食肉の生産が期待された。
索引語影響;カンショ茎葉給与;ロース肉;産肉性;可能性;差異;認められず;試験区;傾向;示唆
引用文献数14
登録日2011年01月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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