唾液中クロモグラニンAおよびコルチゾール測定によるイヌ生理および心理ストレス受容の推定

唾液中クロモグラニンAおよびコルチゾール測定によるイヌ生理および心理ストレス受容の推定

レコードナンバー760591論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013978NACSIS書誌IDAN00239079
著者名川口 晃太郎
松尾 順子
戸塚 博子
小林 茂樹
書誌名明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University
別誌名明大農研報
Bulletin of School of Agriculture, Meiji University
発行元明治大学農学部
巻号,ページ57巻・ 4号, p.135-142(2008-03)ISSN04656083
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抄録イヌの生理的および心理的ストレス要因の負荷時および負荷後における唾液中コルチゾールおよびクロモグラニンA(ChgA)の変化を定量し、これらの生理活性物質のストレス感受性指標としての適合性を試験した。Beagle犬およびShelty犬各1頭を供試した。生理的ストレス要因として「暑熱下強制遊歩」を、心理的ストレス要因として「掃除機騒音」および「大型犬対面」を課した。コルチゾールおよびChgAの定量には、酵素標識免疫法に基づく市販の定量キットを用いた。その結果、ChgAの日内変動は朝に高く午後に漸減の傾向にあったため、ストレス要因負荷開始を14:00時とした。「暑熱下遊歩」時には、唾液中コルチゾールおよびChgA値は試験開始前の暑熱環境がすでに生理的ストレスとなっていたことが、推測された。15分間の「掃除機騒音」では、負荷中および負荷終了15分後までコルチゾールおよびChgAはいずれも近似して増加する傾向にあった。「大型犬対面」の時、Beagle犬では、コルチゾールおよびChgAのいずれも対面により微増し、対面終了15分後に最大となった。Shelty犬では、コルチゾールおよびChgAのいずれも同様に増加したが、対面終了以降に速やかに減少した。心理的ストレス要因負荷における変動の度合いはChgAよりもコルチゾールでやや大きく現われる傾向にあり、コルチゾールがより鋭敏なストレス感受性指標となり得ることが示唆された。
索引語コルチゾール;ChgA;傾向;負荷;定量;Beagle犬;掃除機騒音;大型犬対面;増加;唾液中クロモグラニンA
引用文献数30
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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