牛糞の減圧加熱乾燥処理による水分調整が糞中雑草種子の生存率に及ぼす影響

牛糞の減圧加熱乾燥処理による水分調整が糞中雑草種子の生存率に及ぼす影響

レコードナンバー760737論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名芹澤 駿治
佐藤 克昭
片山 信也
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ54巻・ 1号, p.61-63(2008-04)ISSN04475933
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抄録我が国の草地・飼料畑では、1980年代後半から外来雑草が侵入・蔓延し大きな問題となっている。外来雑草の侵入経路は輸入乾草や飼料に混入する種子であると考えられており、不十分な処理の糞尿を圃場還元したことが、雑草侵入拡大要因のひとつである。雑草対策のひとつは堆肥化であり、堆肥発酵過程で温度が60℃以上に上昇すれば雑草種子を枯殺可能であると報告されている。著者らは、牛糞の水分調整法として減圧加熱乾燥機を利用する方法を報告した。減圧加熱乾燥とは、気圧を下げることで沸点が下がることを利用した乾燥法であり、減圧の効果として(1)材料から水分を飛び出しやすくする(2)飛び出した水分を表面から取り除く(3)材料の温度を低温に保つなどがあり、効率よく乾燥できる。府県の酪農は十分な還元農用地を持たない経営が多く、家畜糞尿は堆肥化し経営外に搬出する必要がある。しかし、堆肥は生産過剰傾向にあるため、オガクズ等の副資材で水分調整することは生産堆肥量が増えるため、副資材を利用しない水分調整方法が模索されている。牛糞の水分調整を目的とした減圧加熱乾燥は、密封バッチ方式のため臭気対策が取りやすく、設置スペースが小面積ですむなどの利点があるため、静岡県内の酪農家2戸に導入されている。水分調整を行う際、減圧加熱乾燥する過程で乾燥タンク内部温度は70℃程度に上昇することが明らかになった。そこで、本報告は、減圧加熱乾燥機を利用した加熱水分調整法が、牛糞中の雑草種子の枯殺に効果があるかどうかを実証することを目的とした。生存率。
索引語牛糞;減圧加熱乾燥処理;水分調整;糞中雑草種子;生存率;影響
引用文献数11
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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