ひじき中の無機ヒ素を正確に抽出・定量するための硝酸を用いた酸部分分解法の検討および水戻しひじきへの応用
ひじき中の無機ヒ素を正確に抽出・定量するための硝酸を用いた酸部分分解法の検討および水戻しひじきへの応用
レコードナンバー | 760758 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 長岡 恵 花岡 研一 臼井 将勝 ほか2名 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 49巻・ 2号, p.88-94(2008-04) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (4000KB) | ||
抄録 | ひじき中の無機ヒ素を正確に抽出・定量するために、硝酸を用いた酸部分分解法を検討し、ひじきからヒ素をほぼ100%抽出し、かつ有機ヒ素が無機ヒ素にまで分解されない加熱条件などを確立した。ヒ素の化学形態別分析にはHPLC/ICP-MSを用いた。確立した方法についての評価を実施した後、その方法を用いて調理過程における無機ヒ素量の減衰を検討した結果、水戻し+水煮操作(和式調理法)は単なる水戻し操作よりもヒ素量を減少させるのに有効であること、また、総ヒ素量よりも無機ヒ素量を有効に減少させる手段であることが示された。 | ||
索引語 | 無機ヒ素;検討;中;抽出;定量;硝酸;酸部分分解法;確立;方法;無機ヒ素量 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年01月13日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |