硝酸による酸部分分解とHPLC/ICP-MSを用いた米中の無機ヒ素定量法
硝酸による酸部分分解とHPLC/ICP-MSを用いた米中の無機ヒ素定量法
レコードナンバー | 760759 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 長岡 恵 西村 勉 松田 りえ子 ほか1名 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 49巻・ 2号, p.95-99(2008-04) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (2871KB) | ||
抄録 | 米中の無機ヒ素を選択的に定量するために、抽出法として硝酸による酸部分分解法を、分別定量法としてHPLC/ICP-MSを用いる方法を検討した。無機ヒ素の検出下限および定量下限はそれぞれ0.0024、0.0079mg/kg乾重量であった。確立できた方法を用いて国内で市販されている短粒玄米10検体を分析したところ、無機ヒ素濃度は0.108-0.227mg/kg乾重量、総ヒ素濃度は0.118〜0.260mg/kg乾重量であった。ほとんどの検体からジメチルヒ素体も検出されたが、無機ヒ素は総ヒ素の62.2〜96.3%を占めていた。このように、分析した短粒米ではヒ素の多くが無機ヒ素であった。 | ||
索引語 | 無機ヒ素;硝酸;HPLC/ICP-MS;米中;方法;酸部分分解;無機ヒ素定量法;定量;抽出法;酸部分分解法 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年01月13日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |