黒毛和種育成牛の採胚技術の確立および成牛「1年1産1採胚」技術における採胚成績の改善

黒毛和種育成牛の採胚技術の確立および成牛「1年1産1採胚」技術における採胚成績の改善

レコードナンバー760974論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012157NACSIS書誌IDAN1018630X
著者名小田 亘
澤井 紀子
木曾田 繁
小田 頼政
書誌名岡山県総合畜産センター研究報告 = Bulletin of the Okayama Prefectural Center for Animal Husbandry & Research
別誌名Bulletin - Okayama Prefectural Center for Animal Husbandry & Research
岡山総畜セ研報
発行元岡山県総合畜産センター
巻号,ページ17号, p.21-25(2008-03)ISSN09154728
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抄録黒毛和種において、育成牛の採胚に関する報告は少ない。現在育成牛の初回人工授精月齢は14〜16カ月齢であるが、特にこの月齢における採胚に関する報告は少ない。そこで、14カ月齢及び16カ月齢より2回連続採胚を行い、16〜18カ月齢に受胎させることをめざした。また、有安らが行った成牛の「1年1産1採胚」技術の確立をめざした試験において、回収胚の正常胚率に課題を残したので、採胚成績の改善をめざした。1.育成牛14カ月齢での採胚成績は、14頭で正常胚が平均2.6個と低い成績であった。2回目の成績は採胚間隔にかかわらず、ほぼ全頭が0個であった。受胎月齢は平均16.5カ月齢であった。2.16カ月齢で採胚したところ、5頭で平均11.0個の正常胚が得られた。2回目は全頭が0個であった。受胎月齢は平均18.5カ月齢であった。3.成牛において、分娩後30日処理区を対照区とし、その成績は平均正常胚数4.0個、平均分娩間隔374日であった。4.β-カロチン投与区の成績は平均正常胚数4.8個、平均分娩間隔373日であった。5.エストラジオール17β(以下E2)2mg投与区の成績は平均正常胚数0.5個、平均分娩間隔381日であった。6.E2 1mg投与区は平均正常胚数3.2個、平均分娩間隔418日であった。7.CIDR前処理区は平均正常胚数7.0個、平均分娩間隔385日であった。以上のことから黒毛和種において、育成牛の採胚は16カ月齢で行い1回のみにすると採胚成績が良好で、17カ月齢までの受胎の可能性が示唆された。また、成牛において分娩間隔はやや延長するものの、CIDRを用いた前処理により採胚成績は改善した。
索引語採胚成績;成績;成牛;採胚;確立;1年1産1採胚;技術;改善;黒毛和種;育成牛
引用文献数10
登録日2011年05月23日
収録データベースJASI, AGROLib

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