若齢期の繰り返しストレスが雄Spontaneously Diabetic Toriiラットの糖尿病発症に及ぼす影響
若齢期の繰り返しストレスが雄Spontaneously Diabetic Toriiラットの糖尿病発症に及ぼす影響
レコードナンバー | 760998 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00004754 | NACSIS書誌ID | AA10796138 |
著者名 | 大川 勝正 望月 一男 横越 英彦 | ||
書誌名 | The journal of veterinary medical science | ||
別誌名 | Journal of veterinary medical science J. vet. med. sci | ||
発行元 | Japanese Society of Veterinary Science | ||
巻号,ページ | 70巻・ 2号, p.145-151(2008-02) | ISSN | 09167250 |
全文表示 | PDFファイル (3624KB) | ||
抄録 | Spontaneously Diabetic Torii(SDT)ラットは、SDラットより発見され、確立された自然発症2型糖尿病モデルである。我々は、若齢期の繰り返しストレスが、高脂肪食を摂取させたSDTラットの自発運動量、糖尿病発症などに及ぼす影響について検討した。ストレスは、4週齢から1日置きに10回の水浸拘束ストレス(WIRS)を負荷した。試験の結果、若齢週のSDTラットの自発運動量は、SDラットよりも明らかに低くなっており、先天的に自発運動量が低いものと推察した。また、ストレスを負荷したSDTラットは、ストレスを負荷しないものに比べて、糖尿病の発症、耐糖能異常の発症が遅滞した。SDTラットは自発運動量がSDラットよりも少なく、自発的にエネルギーを消費しにいと考えられる。一方、WIRS負荷したSDTラットは飼料効率が低下しており、WIRS無負荷のSDTラットよりもエネルギー消費を増加させたものと考えられ、これが糖尿病発症に影響を与えたものと推察した。 | ||
索引語 | SDラット;糖尿病発症;影響;ラット;ストレス;負荷;若齢期;繰り返しストレス;Diabeic;SDラット | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2011年12月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |