哺乳類の顔面神経核における組織形態学的比較検討

哺乳類の顔面神経核における組織形態学的比較検討

レコードナンバー761036論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名古谷 累
杉田 昭栄
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ70巻・ 4号, p.367-372(2008-04)ISSN09167250
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抄録顔面神経核の組織形態において、8種の哺乳類(ラット、ウサギ、フェレット、ニホンザル、ブタ、ウマ、ハナゴンドウ、ハンドウイルカ)において、Nissl、Kluever-Barrera染色ならびに渡銀染色を行い、顔面神経核を構成する亜核の分類、各亜核を構成する神経細胞の形態について比較検討を行った。内側核は全ての種で観察されたが、鯨類では発達が悪く、まばらな小型細胞で構築されていた。一方、陸棲種の内側核は非常に発達したコラムとして観察された。中位核、外側核はすべての種で観察されたが、その形態や各亜核を構成する神経細胞型は異なっていた。背外側核はニホンザルを除く全ての種で観察された。ニホンザルでは、対応する神経細胞が中位核に収束して観察された。一方、鯨類の背外側核は非常に発達したコラムを示した。フェレット、ブタ、ウマの腹内側核は、大型多極神経細胞を含む発達したコラムとして観察された。さらに、ブタ、ウマでは独立した亜核として腹外側核が観察された。ニホンザルとハンドウイルカの顔面神経核は、腹側核群において類似したコラム構築を示した。本研究は、機能的差異を反映した哺乳類顔面神経核の形態(亜核群の編成、各細胞型の核内分布パターン)にみられる多様性を明らかにした。
索引語観察;顔面神経核;ニホンザル;亜核;発達;ブタ;ウマ;構成;形態;種
引用文献数22
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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