犬活性化リンパ球の性状解析とその反復投与における影響

犬活性化リンパ球の性状解析とその反復投与における影響

レコードナンバー761075論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名星野 有希
高木 哲
大崎 智弘
ほか2名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ70巻・ 6号, p.581-588(2008-06)ISSN09167250
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抄録活性化リンパ球療法の小動物腫瘍症例への臨床応用のため次のことについて検討した。健常犬の末梢血単核球(PBMC)を抗CD3抗体とインターロイキン(IL)-2を用いて14日間培養して活性化させた後、インターフェロン(IFN)-αとIL-2により再活性化させた細胞について性状を解析してPBMCと比較した。その結果、培養によって得られた細胞は、PBMCと比較すると50倍以上に増加し、CD8(+)細胞が顕著に増加し、細胞傷害能力の増強とCD56 mRNA量の増加が認められ、リンパ球が活性化されたことが確認された。次いでこの活性化リンパ球を健常犬に反復投与したところ、細胞増殖活性の上昇、PBMC中のCD4(+)細胞、CD8(+)細胞の増加および血清IFN-γ濃度の上昇が認められた。このことより細胞性免疫応答の活性化が起こったものと推測された。また、特に副作用と思われる反応は認められなかった。以上のことから、健常犬において抗CD3抗体とIL-2により活性化リンパ球の誘導が可能であること、およびその活性化リンパ球を反復投与することによって免疫応答の活性化が起こることが示唆された。
索引語細胞;健常犬;PBMC;活性化リンパ球;抗CD3抗体;活性化;比較;増加;CD8;増加
引用文献数42
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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