飼料イネへの尿素及び乳酸菌添加による品質安定化ならびにMR調製技術
飼料イネへの尿素及び乳酸菌添加による品質安定化ならびにMR調製技術
レコードナンバー | 761348 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005567 | NACSIS書誌ID | AA11587869 |
著者名 | 山井 英喜 飯島 雄二 中村 秀夫 | ||
書誌名 | 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center | ||
別誌名 | 埼玉農総研研報 | ||
発行元 | 埼玉県農林総合研究センター | ||
巻号,ページ | 7号, p.34-41(2008-03) | ISSN | 13467778 |
全文表示 | PDFファイル (4184KB) | ||
抄録 | 1.尿素処理サイレージ等の長期貯蔵性の検討。飼料イネヘの尿素添加は、カビの発生や細菌の増殖を阻止して保存性を高め、さらにアンモニア処理で毒性の目安と考えられる4MIの発生がないことから尿素添加処理の安全性を確認した。試作した添加装置による畜草1号の添加は、牧草体系での乳酸菌添加を可能にし、発酵品質の改善、不良発酵の防止に効果があった。試作したドリルサンプラーは、ロールベールの使用前のサンプリングを可能にし、特にコンバイン型収穫機で調製した、穂と茎の分離するロールベールの飼料成分の確認に有効であった。2.TMR調製技術の確立。飼料イネのTMR飼料は吸引密封で28日以上の長期保存が可能であった。乳酸菌添加の発酵TMRの可能性が示唆された。密封後開封し外気に触れた場合、飼料の1℃以上の発熱は乳酸菌添加で12時間後、無添加で53時間後、尿素添加92時間後であり、尿素添加が3日以上の保存性を示した。 | ||
索引語 | 乳酸菌添加;飼料イネ;MR調製技術;尿素添加;発生;保存性;試作;ロールベール;尿素;品質安定化 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2011年01月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |