飼料米の生産を巡る諸問題(2)

飼料米の生産を巡る諸問題(2)

レコードナンバー761376論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014870NACSIS書誌IDAN0038751X
著者名熊澤 喜久雄
書誌名農業および園芸 = Agriculture and horticulture
発行元養賢堂
巻号,ページ83巻・ 9号, p.947-952(2008-09)ISSN03695247
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抄録飼料米の生産。一方で、農家段階では早くから飼料米生産に対する要望が強く、畜産業とのさまざまな協力体制の確立と新しい生産方式が探られるようになってきた。その先駆的事例は山形県遊佐町の取組みに見ることができる。山形県遊佐町は2005年3月28日付けで飼料用米の生産特区、正確には構造改革特区(食料自給率向上特区)に認定された。遊佐町の食料自給率向上特区の概要は次のようになっている。・区域の範囲:山形県飽海郡遊佐町の全域。・特区の概要:農業は地域の基幹産業であるが、米の需要は低下し水稲生産の生産調整が長期に実施されてきた。耕作放棄されそうな農地を借り受けて飼料用米の生産を行う主体として、消費者の理解を得て設立されたNPO法人が参入することにより、水田の多面的機能を維持すると同時に飼料穀物の自給率向上を図るために、飼料用米の生産を振興し、養豚業者・生協団体との協同による国内産飼料と豚肉の生産を行い、農業生産拡大による地域活性化を図る。遊佐町の飼料用米の作付けは順調に進行し、2005年6月6日付けの山形アグリネットの農業トピックスは、飼料用米の直播き作業の様子を写真入りで報じている。このように休耕田を利用した飼料用米の生産は部分的に行われていたが、飼料政策の中で正式に評価されていなかったので、全国的な展開ができない状況であった。
索引語飼料米;生産;諸問題
引用文献数16
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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