飼料イネの特性及び群馬県への適応性

飼料イネの特性及び群馬県への適応性

レコードナンバー761515論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名近藤 浩之
新井 一博
茂木 浩徳
ほか1名
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ9号, p.112-120(2003-03)ISSN13409514
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抄録自給飼料の増産及び生産調整水田の有効利用のために、飼料イネの特性及び本県への適応性について検討した。1.黄熟期到達日数は、「オオチカラ」が播種後111日(出穂後28日)、「ホシアオバ」が123日(出穂後35日)、「クサホナミ」が125日(出穂後37日)であり、登熟までに14日の開きであった。2.各品種とも長稈型であり草丈は1mを超え、茎が太くしっかりしており、牛ふん堆肥3t/10a(窒素換算15.3kg)の施用であったが、収穫時まで各品種とも倒伏は見られなかった。3.乾物収量は、「オオチカラ」が1,584kg/10aで最も多く、「ホシアオバ」が1,417kg/10a、「クサホナミ」が1,322kg/10aであった。また、茎葉部と穂部で分けると、茎葉重では「ホシアオバ」が1,091kg/10aで最も多いが、穂重は大粒種の「オオチカラ」が659kg/10aで他の品種の約2倍であり、乾物収量も高い結果であった。4.栄養価は、穂重比率の高い「オオチカラ」が若千高いが、TDN、DCPも含めてほぼ同程度であった。牧草と比較するとTDN、DCPともイタリアンサイレージにはやや劣るが、輸入チモシー乾草とほぼ同程度の栄養価であった。5.登熟日数や収量等から3品種の栽培及び地域特性を考えると、温暖な平坦地での栽培や適期播種できる移植栽培には「クサホナミ」、やや冷涼な中間地での栽培や播種時期が遅れる直播栽培には「ホシアオバ」、「オオチカラ」が適すると考えられる。
索引語飼料イネ;特性;群馬県;適応性
引用文献数5
登録日2011年02月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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